
{姫猫ブルーは 今日ものーんびり
一日を 過ごしている。}
ように見えるが・・・?
我が家の姫猫は 私に似て さみしがり屋である。
先ほども 長男が床屋さんに行き
パパが車の窓をきれいにする為、外に出て行った。
次男はけっこう前に 出掛けている。
姫猫は、それをなぜか ひとりぼっちにされたと
勘違いしたらしい。(姫猫は 玄関のドアを閉める音には敏感である。)
またまた ネコとは思えない大声で
「ギャロン、ギャロン」と鳴きはじめた。
ちなみに姫猫は二階で鳴いていた
私は一階の台所で、皿洗いをしていた。
私は「あぁ、わたしが居るというのにぃ」と、思いつつ
「ブルーー、ブルーちゃぁん」と声をかけたが
どうも、姫猫の耳には 入らないらしい。
名前を何度呼んでも 姫猫の鳴き声はやまず
「あんなに大声で鳴いている。どうしよう。近所迷惑かしら?」
と思いながらも
姫猫の鳴き声を 無視することにした。
とうとう姫猫は、鳴くのをあきらめたらしく
一階までトボトボとやって来た。
まだ私が居るのに、気づかない。
姫猫がリビングに、寝転んだ。
それを見計らって 不意に私は
姫猫の前に 顔をだす。
思わず姫猫はびっくりした表情で
目を真ん丸に見開いた。

それを見て 母である私は ふきだしてしまった。
やはり一人ぼっちだと勘違いしていたみたいだ。。。


わが家の姫猫 夜中の0時過ぎに
急に、うなり声をあげはじめた。
あたかもブルーの前を
嫌いな猫が通ったかのように
威嚇(いかく)をし
フーゥー(怒)


怒り狂った。
きょとんとしたのは もちろん私。
威嚇されたのは なぜか
電気を消して
布団に横になったばかりの私だからだ

何が起きたかわからず 布団の中で
ジーとしていた。
しばしの時間 姫猫と私の間に 殺伐とした空気が流れた。
数分がたった。
そして びくびくしている私の前を
ドタドタと妙な歩き方で 通り過ぎながら
部屋の扉を開け 勝手に出て行ってくれた。
母である私は なぜ姫猫に対し
びくびくしないといけないのか
不思議に思いながらも
「今回は噛みつかれず 威嚇だけで済んでよかったぁ。」と喜び
ホッとしながら 寝たのであった。
